行動食レビュー:シーオス株式会社『Mag-on』(Apple Flavor)(La Flance Flavor)(Lemon Flavor)
なんかカッコイイ。
と思ったら実は日本製だと知って少しだけ驚いたのがこの『Mag-on』
行動食というのは何かと些細なところでイチャモンをつけてしまう。
たとえば、
- 水分が欲しくなる行動食は、水分を多くとってしまいそうになるのでイヤだ。
- ベタつくのもイヤだ。
- 開けた後の細かいゴミがイヤだ。
- 中に残ってしまうのがイヤだ。
とかね?
じゃぁ、この『Mag-on』はどうか?
まず気に入ったのが口をつけるところが細くなっていること。
口を軽く開ければ包み込むようにくわえられるので、ラクだ。
中はジェルというよりはムース?のような食感。
でもメチャクチャ水が飲みたくなるわけではない。
絶妙な塩梅だと思う。
ただ、その性質上中に残る量が少し多い。
なんだかモッタイナイ気がして指で寄せ集めて吸ってしまう。
レースではちょっとストレスかも。
中に残っているものが出てきたらショックだしね。
あと飲み口のところを切ったカスのようなゴミが気になる。
落としたくないから、本体と分離しない仕様なら個人的には◎
ところでこの商品はマルトデキストリンやクエン酸が含まれる他に、水酸化マグネシウムが配合されている。
マグネシウムは筋肉のケイレン(運動誘発性筋ケイレン)や筋疲労から救ってくれる効果がある。
これは神経や筋肉の興奮をマグネシウムが抑制してくれるからだ。
すなわちこれは自給系スポーツに役立つ。
人は汗や尿からマグネシウムが流れ出て、次第にマグネシウムが不足する。
夏場は特にこういうアイテムは重宝するだろう。
ちなみに、マグネシウムが不足している人にはパフォーマンスを向上させる効果があったが、不足していないアスリートに対しては効果がなかったという研究結果もある。
汗を流し、水分だけを摂取してしまっている状況では、誰もがマグネシウムの不足に悩まされるだろう。
今回はアップルフレーバーを飲んだが、酸っぱさなどは感じなかった。
また、濃い味でもないので飲みやすかった。
そのうちこの記事中に、レモンとラフランスの感想も書く。
↓
書いた!
レモンフレーバーとラフランスフレーバー、どちらも美味しかった。
だがアップルに比べて酸味が喉奥にくる。
強くはないが、場合によってはせき込んだ。
クロゴキブリの赤ちゃんと、ケナガコナダニの観察
クロゴキブリの幼虫と言えば赤い色をしている。
しかし赤ちゃんとなると、ダンゴムシやワラジムシと見間違う人もいるかもしれない。
幼虫には大抵会えるが、赤ちゃんはなかなか貴重である。
先日カーテンに引っ付いていたのを捕獲したが死んでしまった。
なのでそれを観察する。
まず頭から。
こうしてみるとかわいくない?
胴体
裏側。足の部分。
もう一つはケナガコナダニ。
イエダニはネズミなどに寄生している。
ダニは湿ったところに出るとよく言うが、その理由はダニのエサがカビであるということにも起因する。
またケナガコナダニは家にある食べ物を食害するので注意が必要だ。
ケナガコナダニやチャタテムシが多くいると、それらを食べるツメダニが発生する。ツメダニは人間を含め犬猫にも咬みつく例がある。
つまり我が家はコナダニ、イエダニ、ツメダニがいる可能性がある。
秋口になってケナガコナダニが大量発生したので捕獲してそれを観察する。
見ての通り毛が長いので、ケナガコナダニ。
コイツはセロハンテープでくっ付けて生け捕りにして観察したので、観察中も足をジタバタ動かしていた。
どうしてこんなに小さい奴に足がついていて、意思があるようにクネクネ動くのだろうか?
不思議とともに感嘆する。
2017/11/10放送の『金スマ』におけるハチ駆除の方法について
お風呂から上がるとテレビ番組でハチ駆除をしていた。
ハチの子を食べるために、巣に対して薬剤使用はしないようだ。
使っていた道具は防護服、脚立、ヘラ、ゴミ袋。
ぶっちゃけ道具が全然足らない。
薬剤を使用しなくてもできることはたくさんある。
薬剤を使用せずにできるだけ安全に巣を取り除く方法は以下の通りだ。
- 活動が遅くなる、あるいは気温が下がる夜に行う
- 脚立を使って巣の近くまで行ったら、巣の出入り口に草などを突っ込む
- ゴミ袋を巣にかぶせる
- ゴミ袋が巣の上部までスッポリ覆えたらノコギリを使用して巣を切除する。手でゴミ袋の口を絞れていたら、なお良い
- 取り損ねた巣の部分をノコギリやヘラなどで完全に削り落とす
- すぐにゴミ袋の口を縛る
- 周辺をうろつくハチ、および戻りバチを駆除する
- ゴミ袋を丸ごと冷凍庫へ入れる
以上が安全に薬剤不使用で巣を取り除く方法だ。
では番組内ではどうだろう。
元害虫駆除業で働いた経験から気になった点を挙げてみよう。
- ノコギリを持っていない。ハチの巣は非常に頑丈で、ヘラなら勢いよく殴りつけるようにやらないと取れないだろう。事実番組内での切除もかなりの部分が家屋の木材に残っていた。根元が硬すぎて諦めたのだろうと容易にわかる。樹脂を練り固めたものなのだから、硬くて当然である。ハチもどこを強い強度にすればいいかわかっているのだ。
- ハチを全て駆除しきれていない。番組内では巣をゴミ袋に入れ損ねて落下した。結果大量のハチが周辺にバラまかれた。キイロスズメバチは非常に好戦的で危険である。その後巣周辺のハチに薬剤を噴霧していたが、ハチをバラまいている時点で効果が薄い。
- また、戻りバチと言って、駆除している最中に帰ってくるハチもいる。巣を切除してもその欠片が少し残っていたら、ハチたちは協力してまた巣作りを始める可能性が大きい。薬剤噴霧中にナレーターが「家主に危険が及ばないためにも許しておくれ」みたいなことを言っていたが、本当ならもう手遅れである。時には巣を切除してから30分くらいハチが戻ってこないように薬剤を噴霧し続けることもある。それらができて本当の駆除である。
つまり、本当なら周辺住民に多大なる被害が出ていた事案であり、非常に危険である。
命をかけた?慰謝料をかけた、の間違いではないのか?
「専門業者云々」とテロップが流れていたが、その専門業者は無責任なことこの上ないと思う。
「駆除程度なら大丈夫」
そういって死亡した事案は仕事をしている最中でもたくさん聞いた。
せめてテレビ番組くらいはしっかりとした方法を見せてくれ。
『鉄腕ダッシュ』のほうが何百倍もよかった。
言う必要もないだろうけどね。