これより自然界に入る!

生物に「どうしてお前はそうなんだ?」と問いかける。

大きいザリガニの探し方・見つけ方

目次

●注意点

●探し方、見つけ方

生態系豊かな川にいる。

案外、用水路にいることもある。

ザリガニの敵に教えてもらう。

少し暗くなる時間帯が吉。

隠れられる場所が豊富にある。

いると思ったら一晩仕掛けを入れるのもアリ。

池はできれば敬遠したい

●育てて大きくする場合

私が大きくした場合

 
 

●注意点

小さいザリガニばかりが多くいる場所にはほぼ、いない。
*ザリガニの画像を載せます。
苦手な方は注意!
*この記事の写真はすべて自分が撮影しました。
水槽サイズは幅900×奥行き450×高さ450(mm)です。
 
 
 
 
 

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(お気に入りの写真)

 

 

 

 アメリカザリガニ探しをする親子が多くなりました。
気にしないで独自にガサゴソしてバケツに大きいのを放り込んでおくと、
「どうやって大きいの捕ってますか?」
と親子から聞かれます。
大きいのはサバイバルを生き抜いているから大きいんです。
危険察知が早い、逃げるスピードも速い。
鳥や猫を含めた野外生物から逃げ続けてきたのだから、当然です。
そう思いまして、大きいザリガニの探し方・見つけ方を経験から語ろうと思います。
 
 

●探し方、見つけ方

・小さいザリガニばかりが多くいる場所にはほぼ、いない。

脱皮するとザリガニはフニャフニャになって無防備になります。
同種の敵が多くいるとそのとき共食いにされかねません。
喧嘩も絶えません。
よってザリガニが多くいるところに大物はいないと思っていいでしょう。
 
 

・生態系豊かな川にいる。

少なくとも数種の魚が群をなしている川でないと大物になりにくいです。
ザリガニはグルメ家です。
水草ばかりがある場所だと、大きくなれません。
ザリガニにも栄養が必要です。
逆に魚ばかりの場所でも大きいのはいない感じです。
おそらく捕食できるチャンスが少ないんでしょう。
 
 

・案外、用水路にいることもある。

田んぼに水を引き、板とかでせき止めている水の出入り口がありますよね?
主流の条件次第ですが、脱皮するためにそういうところに非難している大物がいる場合があります。
また大きな川が洪水などで流れがキツくなっている場合、小さな小さな用水路に避難していることもあります。
大雨の時にザリガニが川からかなり離れた道路を歩いているのは、避難するためという理由があるんです。
大きな川ばかりでなく、そこから入り組んだ小さな用水路も見てみましょう。

  

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・ザリガニの敵に教えてもらう。

川に白い、大型の鳥がじっとしているのを見たことありませんか?
それはおそらくダイサギアオサギ……要はサギです。
よく見かけるなら、ザリガニ目当てかもしれません。
川の近くの地面でザリガニの尾がない死体を見るかもしれません。
それは猫やサギの仕業です。
大物のザリガニが多くいる川では特に見かけます。
川だけでなく、周囲を探してみてください。
 
 

・少し暗くなる時間帯が吉。

ザリガニは夜行性ですが、真昼でも多くいるのを見かけますね。
でもそれらは小さいのが多いんじゃありませんか?
小さいザリガニは大きくなるためにたくさん食べようとするので、昼からでも活動を開始しています。
しかし大物は、経験上それが危ないことを知っています。
夜でなく、夕方6時ぐらいでいいので、見てみましょう。
顔を出しているかもしれません。
早朝もいいかもしれません。
 
 

・隠れられる場所が豊富にある。

下や側面がコンクリートでも構いません。
問題は泥が十分に堆積しているか、水面から大きく突き出すような水草が繁茂しているかです。
鳥も猫も人間も、簡単には手を出せない領域が存在している川や池が有効です。
土砂崩れを防ぐための塩ビパイプからのぞくはさみの姿の確認も忘れずに。
 
 

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・いると思ったら一晩仕掛けを入れるのもアリ。

既製品の仕掛けにはエサ入れもあるので、ザリガニも魚も一網打尽にできます。
ある程度の大きさのザリガニは入ってくれます。
しかしなぜか経験上、その川の主のような大きさは入ったことがありません。
不思議です。私だけでしょうか?
  
 
 

・池はできれば敬遠したい

 たぶん川以上の怪物クラスの大きさのザリガニがいる可能性があるのが池です。
川は人間だけでなく、野外生物にとっても探索がしにくいのです。
池は探索範囲が大きいため、見つけることが難しいです。
水上植物が群落を形成していたら、身を隠そうとして様々な生物が集まります。 
 
ところで池は公共施設として管理している場合がありますし、池は目立ちすぎます。
何かしらの注意を受けるかもしれません。
池で採集する場合は完全に深夜にしましょう。
そして危険です。
池は流れがないので堆積物が多く、身動きが取れなくなることもありえます。
 
池は法律や自然の厳しさという意味で、できれば敬遠しましょう。
 
 

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●育てて大きくする場合

 設備費用がかさむことこの上なし、と言うほかありません。
体長に合わせて水槽サイズを徐々に大きくするのが定石です。
大きくするためにはホームセンターにあるような人工飼料だけでは無理で、水草や魚も与えます。
エサはバリエーション豊かにしなければなりません。
 
 脱皮するエリアも確保するために、水槽は大きいほうがいいです。
私の場合は幅900×奥行き450×高さ450(mm)で一匹飼いして大きくしましたが、正直それでも狭いと思いました。
大きなモンスターを育てたいなら、幅1800(mm)も視野に入れておきたいところ。
しかし1800(mm)ともなると、床が抜ける!
満タンに水を入れたら、トンに近い重さになります。
大きなホームセンターや熱帯魚専門店を訪問し、財布や自宅の構造と相談してください。
 
 
 

・私が大きくした場合

下のザリガニの死体は、幅900×奥行き450×高さ450(mm)の水槽で1匹飼いしていたものです。
全長約50(mm)ほどから飼い始め、気づけば全長約180(mm)のモンスター。
4~5年ほど生きたと思います。
大往生です。
かわいいやつでした。

 

 

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もっと大きいのが見たいという方は「巨爪 アメリカザリガニ」と検索してみてください。

すごいですよ。

 

 

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