やはりカマキリは良し。
自転車でうろついているとカマキリの幼虫(6齢くらい?)がいました。
自転車のハンドルに乗せておく。
そのまま一緒にサイクリングをして家に帰りました。
捕まえていたわけではなく、文字通りハンドルにいました。
カマキリの不思議なところは捕まえてしばらくは暴れるものの、後には腕の上でリラックス(?)してくれるところです。
逃げない、逃げないのが魅力です。
庭のハーブにそっと離してから、今度は日課の山へのジョギング。
30分ほどして帰ってきたら、まだカマキリはその場所にいました。
なんだかうれしく思います。
カマキリの顔はひょうきん。
後ろも見れる目で私の顔を追いかけてきます。
しかし獲物に飛びかかる早さは一瞬。
そして可能なら鳥さえも食べてしまうそうです。
日本最小の鳥、キクイタダキ(体長10cm)が捕食されたと観察されています。
(出典:森昭彦『身近なムシのびっくり新常識100』)
身近なムシのびっくり新常識100 いもむしが日本を救う? めったに見つからないカブトムシ?(サイエンス・アイ新書 64)
- 作者: 森昭彦
- 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
- 発売日: 2008/05/16
- メディア: 新書
- クリック: 3回
- この商品を含むブログ (2件) を見る
子どもの頃にはセミやバッタを捕ってきてはカマキリの幼虫にエサをあげていました。
しかし成虫の前の脱皮で力尽きて死んでしまいました。
成虫になるのは秋頃。
なかなかセミやバッタが確保できない時でした。
そしてその死体をカメの水槽に入れると、翅と脚だけが残されていました。
(大きい幼虫だと既にハリガネムシが寄生している可能性が高いので注意)
やはり自然というものは難しいですね。
それでも草の高いところで風に揺られているのを見ると「そこいるのはどんな気分なのか」、「一緒にいればわかるだろうか」などと考えてしまい、つい連れて帰りたくなってしまうのです。