ちょろっとレビュー。登山ザック『Deuter Futura 32』と『SALOMON DISCOVERY 32』
記事目次
ザックにおける背面通気性確保のメリット・デメリット
『Deuter Futura 32』
『SALOMON DISCOVERY 32』
ドイター好き好き!
色似てるからね。気になる人もいるんじゃないかと。
私はアトピーなのもあって、身に着けた感じを重視します。それは登山のザックでも同じことです。となると汗でビショビショになるのはいや。なので背面の通気システムがあるのが大好きです。
そんな私が惚れたのが『Deuter Futura 32』です。
[ドイター] deuter フューチュラ 32 D34254-4215 4215 (グラファイト×エメラルド)
- 出版社/メーカー: deuter
- メディア: ウェア&シューズ
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背面が他のメーカーよりも大胆に空いているので、通気性がハンパじゃない。
ただその構造を維持するためのフレームが大きくて重いです。そのためちょっとしか入れてないのにかなり重く感じることもしばしばでした。
横風が吹いたときに「買って良かった!!」と思える。そんなザックでした。ではメリット・デメリットは何か。
ザックにおける背面通気性確保のメリット・デメリット
メリット
- 背中の汗が乾く
- 夏でも快適
- 他とは違う独特な見た目
デメリット
- ザック自体が重くなる(ドイターは特に強く感じる)
- そんなに入らない気がする(表示より2,3リットル減る気がする)
- 重装備はキツイ(後ろに引っ張られる感じが少しする)
以上の個人的なメリット・デメリットを踏まえて、レビューします。
『Deuter Futura 32』
ドイターの通気性は、
Deuter Aircomfort FlexLite System(ドイターエアコンフォートフレックスライトシステム)
というなんだかよくわからないシステムによって抜群に性能を発揮します。
ただとにかく重い。空っぽでも「本当に30リットルものなの?」と思うくらい重いです。あとそんなに入らない気がします(気持ち分ですけど)
あと下気室のジッパーが半円状を描いているのですが、開けづらい。なので2気室にすることが全くありませんでした。サイドジッパーがあって、アクセスがしやすかったです。
前のモデルだとフロントポケットもありましたが、今は排除したようです。たしかにフロントポケットもちょっと…ある必要性を感じなかった。
あとちょっとしたことですが、雨蓋の裏に国際的な救難手信号の出し方がプリントされています。
「欠点はある。わかった。それでも背中を快適にしたいんだ!」という方は、背負ってみてください。そして横から誰かに風を送ってもらってください。絶対感動しますよ!
『SALOMON DISCOVERY 32』
で、何年か使って『Deuter Futura 32』は古くなってきました。5年ほど使って汚れが目立つように。ベルトも少しほつれてきていました。代わりに購入したのが『SALOMON DISCOVERY 32』です。
カラーデザインはかなり似ています(どちらもグリーン?を買いました)
やはり実感するのはまず重さ。全く違う。表記では200gくらいしか変わりませんが、明らかに違いを感じます。こっちのほうが軽い。
『SALOMON DISCOVERY 32』は背面通気性は多くのザックと同じようにありません。横からの風も入ってきません。まだ使っていませんので、使用感は後ほど。
下気室のジッパーは台形になっていて、『Deuter Futura 32』より開けやすいと思います。2気室にするかは別としてね。
あとサイドジッパーがない。これは人によりけりだと思います。
ドイター好き好き!
『SALOMON DISCOVERY 32』を買って思いました。なんだかんだで、やっぱりドイター好きなんだなと再認識しました。またザックを買うときはドイターにします。サロモンには悪いけど。
で、そのドイターのザックなんですが他サイトや個人のブログではあまり高い評価をいただけてないようです(低すぎるわけでもない)
長年続けていれば何かが違うのでしょう。ですが私が求めるのは、快適性から得られる安全性です。アトピーで汗っかきな私にとって登山を楽しむ方法は汗をできるだけ不快にしないことです。その点ドイターは抜群だと言わざるをえません。私はザックに関してはドイターを推します。がんばれドイター!