これより自然界に入る!

生物に「どうしてお前はそうなんだ?」と問いかける。

山、行ってきた。箕作山・太郎坊宮山

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  • 実行日……………2017/05/27 晴れ
  • 時間………………市辺駅11:30~太郎坊宮前駅14:30
  • 登山ルート………『新・分県登山ガイド 24 滋賀県の山』(2013、山と渓谷社)に従った。ただし瓦屋寺へは行かなかった。ルートはやはり太郎坊宮側からのほうが人が多かった。ただ高齢者の団体登山客は私と同じ市辺駅からスタートしたと聞いた。
  • 車か、徒歩か……太郎坊宮には麓と中腹に駐車場がある。市辺駅周辺は何もない。 
  • 客層………………私を除くと、中年2:高齢者8という感じ。
  • 迷うか?…………迷わない。生い茂っても踏み跡がしっかりしているし、木にあるマークもある。迷うことは99%ない。
  • 体力は?…………体力を使うのは石段だけだ。石段・稜線・石段という感じで最初と最後に階段がある。焦らずに行けば大丈夫。

  

感想

 

 船岡山はぶっちゃけなんにもない。トイレはある。十三仏登山口まで農道が続く。もし迷ったら山を右に見ながら近づくようにするとよい。

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すると農道には不釣り合いの赤い看板を見かけるはず。十三仏の登山口だ。獣害防止のための柵があるので、忘れずに閉じていく。

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すぐそこに休憩所がある。トイレも洋式がある。飲めないが水道もある。遅く出てきたので、ここで昼ご飯にする。左には空き地があるので、団体でもレジャーシートを広げられそうだ。

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 ここから登山に入る。カツンカツンと竹がぶつかる音が気持ちいい竹林を少しだけ歩く。すると折り返すようにして十三仏のところに入る。ここからは石段が続くので、一気に疲れる。

 仏さんは全部で160体。至る所に仏さんがおられる。一体一体拝んでいたら日が暮れる。軽く会釈する程度で通り抜けさせてもらう。

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すべての仏さまが手入れされている。信仰の厚さが伝わる。

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雪がまだ残っていた。すごい。2か所あったと思う。

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岩戸山頂上付近。ここまでくれば、一息入れよう。景色もきれいだ。

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 そこから少し歩けば岩戸山で一番高い岩だらけのところに上がれる。すぐそばが崖になるので注意する。また、枝道が多い。迷っても一番高いところに出るか、降りるかの違いであって違う登山ルートがあるわけではない。

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 それから太郎坊宮までは稜線沿いを歩く。アップダウンはあまりない。ところどころで景色が見られる。

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 途中の赤神山は少しだけガレ場だ。植物は違うが伊吹山と似ている。頂上は岩だらけで、少し狭い。

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 赤神山から太郎坊宮へは下る道だ。すぐにつく。で、でかい……。

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太郎坊宮名物、夫婦岩。左が男岩で右が女岩だ。悪い人は挟まれるらしい。登山者同士ですれ違うのは難しいかもしれない。

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あとはひたすらカジュアルな観光客に交じって石段を下りるだけだ。麓から本殿まで742段。みんな息を切らしながら登っていた。

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魚?

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 降りてきた。

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遠景から太郎坊宮を望む。この背後には少し駐車場がある。10台以上は止められそうだ。このときは3台分は空いていた。

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 どうでしょう。巨岩と仏様を大量に見たいとき、ここは良いところです。人も多い。アクセスもしやすい。トイレも多い。太郎坊宮の駐車場には自販機もある。家族で行くのもいいかもしれない。

 ただこれからの季節、ハチに注意したい。「ハチに注意!」と書かれた看板が何本か木にくくりつけられていた。道中ではムカデに出会った。これはアカン。

 

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