これより自然界に入る!

生物に「どうしてお前はそうなんだ?」と問いかける。

サロモンのジャケットの修理ができなかったので自分で何とかした話

 

 

 

 Salomon BONATTI PRO WP JKTを中古で、しかも通販で買いました。

そしたら1か月ほどでファスナーの噛み具合が最悪になったので、このほどサロモンのカスタマーサービスに修理依頼しました。

返答は「ファスナー部分全部交換しないといけないから修理は無理。そのまんま返すわ」的な感じ。

「え?じゃぁ一体全体、修理とは……?」と思いつつも自分でファスナーの修理をした。

 

サロモンの修理手順

 

  1. サロモン公式サイトからメールかTELする。メールなら公式フォームから画像添付が可能。
  2. とりあえず送ってとかになったら公式フォームに入力したメールアドレスに「ここに送って」とくるのでその通りにする。返事はとても早い。
  3. 返答を待つ。

https://www.salomon.com/jp/

 

 で、カスタマーサービスから釘を刺されたのですが、本来中古品は修理を受け付けていないとのこと。

理由はメーカーのブランドがうんぬんかんぬんってやつ。

「今回は告知を忘れてたからとりあえず検品するよ!送って!」

となったのですが、どうやらファスナー全交換は無理っぽい。

レインウェアですからシームシールをはがして、ファスナー外して、新しいのを縫って、シームシールを貼って……という作業は無理っぽい?

修理不可な技術的な、ルール的な理由は返事に書かれていなかった。

しっかりと新品を買っていたら交換してくれたのだろうか?それとも中古品を購入したということを黙っていれば交換してくれたのだろうか?

それはわからない。

いずれにせよ、自己責任。

 

 修理に送る前に自分でも何回もファスナーをいじってみたが、そのときは直らなかった。

で、返送されてきたジャケットをもう一度自分でいじったら、一応噛み合わせの悪さが直った!

 

自前修理詳細

 

 下の画像で、

  • 摘まみ上げる部分がスライダー。
  • 噛み合わせていく部品がエレメント。

と言います。

本当はエレメントが見えなくなるように締まるのが正しいのですが、ご覧の通り中途半端な噛み具合です。

スライダーの力をかける方向を上手いことやれば正しく締まるので、エレメントではなくスライダーの異状であることはわかっていました。

着た状態でスライダーを右にひねる、あるいはエレメントをあげてスライダーを押さえつけるようにしたら上手く締まる。

ということはスライダーの出口部分の金具が怪しい。

 

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 スライダーの合流入り口は結構もろいので注意してください。

捨ててもいいカジュアルなジャケットで練習したらパキッとヒビが入ったので。

また入口部分は今回特別異状はなかったので、出口となるところをペンチなどで締めます。

少し調整しては締めあげるを繰り返すと、見事に直りました!

まぁそれだけの話。

 

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