ゴキブリ大量発生時代は軍事訓練が必要。
ゴキブリがいつでもどこでもこんにちはしていた時代がありました。
そんなときの日常の出来事をいくつか。
1.ゴキブリのキスで起床
6本脚であることがわかる感触を頬に感じる。
なんなら触覚走査(アンテナ・スキャニング。周囲の状況を触覚を使って上下左右に動かす行動)も感じる。
手で払うと頬から首筋を伝って布団に降りた。
口元にいることもよくある。
唾液狙いであることがわかる。
一度だけ、起きたときに枕元に脚が1本だけ落ちていることがあった。
まさかね……。
2.ミイラ
部屋の隅。引き出し。
あらゆるところにゴキブリの死骸がある。
拾い上げようとしたら生きていた場合も。
3.ルーム・クリアリング
軍隊が部屋に入るときに銃を右へ左へやって「クリア!」とかいうあれ。
自分たちがいるエリアで索敵および排除を行うこと。
ゴキブリが多く繁殖した場合、ゴキブリは結構自由に行動する。
家の中でも飛ぶのを見ることが多くなる。
部屋に入った途端にこちらへ飛んでくるということもあった。
そこでクリアリングが必要となる。
- 扉を開けて一度後退、数秒様子見。耳を澄ます。
- 部屋に入り電気を付けて一度退室、数秒様子見。耳を澄ます。
- 部屋入り口の真上・左右の壁・床・および視認できる壁と床、カーテンを目視。
- 部屋に入り、全ての壁・床・四隅・物の上を確認。
- 布団・毛布・タオルなど狭い隙間ができやすいところを動かす、めくる。
- クリア。
4.その他。気配を感じろ。
網戸にしていたら外部から侵入してきて、ポトッと落ちる音。
これ注意。
焼き魚のグリル。
魚焼いたからといって、「明日洗おう」は危険。
そのときグリルをコンロのところに半開きで入れておくのは確信犯。
経験談としては、ネズミが出てきた。
アカン(ウイルス的に)
ゴキブリの卵は茶色く、長細いガマ口財布のような殻に格納されています。
それに数十個入ってる。
生命の危機を感じたときは殻に包むことなく出してくる。
見つけたら確実に潰す。
5.発見→下→横→撃破
まずは行動範囲を狭めることがコツだと思っている。
殺虫剤でも新聞紙でもいいので下へ落とす。
すぐさま下を見て、できるだけ逃げた方向を確認。
ゴキブリのお尻には尾毛がある。
これが音の振動を感知して逃げる。
なのでエアダスターなどでも後ろから攻撃すれば前へ進んで逃げる。
仕留められる最適な場所まで誘導して撃破する。
親子の場合は親を撃破することに尽力する。
子どもの場合は殺虫剤の効き目が早いから、ついでで撃破できる可能性が高い。
親はまた卵を産む。
そうやって、次の戦いが始まるのだ……。
神のいない第二幕が、始まる……!(シャア)