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動植物を愛でる

生物に「どうしてお前はそうなんだ?」と問いかける。

ザリガニが脱皮しやすい水槽

脱皮は命がけ

 ザリガニは脱皮が必要です。

脱皮してから元の硬い外骨格を形成するために1日以上必要です。

それまでは柔らかいため、自然化では鳥獣だけでなく、エサにする側だった魚にも狙われやすくなってしまいます。

脱皮は命がけなのです。

そしてそれは飼育下においても同じことです。

 

流木や塩ビパイプのバリが致命傷になる

 脱皮する際勢いよく飛び出す必要があります。

もし飛び出した先に尖がった流木や、隠れ家として入れた塩ビパイプのバリなどがあれば、それで容易に致命傷を負ってしまいます。

水流が強ければ柔らかい足だと踏ん張れないので流されるままになってしまい、挙句死んでしまいます。

運もあるとはいえ、あらかじめ予想できることは多くあります。

 

脱皮しやすいモデルレイアウト

200×200(mm)以上何もないエリアを

 そこで重要になるのがレイアウトと脱皮するエリアの確保です。

約50(mm)以上のザリガニを前提とします。

まず水槽ですが、600(mm)の規格水槽にしておきます。

ホームセンターによくある大きさです。

濾過も上部水槽を選択しますが、私の場合落水は流木などに当てるなどして水流を殺します。

殺したことによって失われた水流はエアーストーンを設置するなどして補います。

 脱皮するエリアについてですが、200×200(mm)あれば安心できるサイズです。

上から見ても遮るものがないほうがいいと思います。

必ず正四角形である必要はなく台形などでも構いませんが、脱皮する瞬間に尾を振って後ずさるのでそれをイメージして安全かどうか確認します。

 

個体:約50(mm)以上

水槽:600×300×360(mm)規格水槽

脱皮エリア:200×200(mm)

 

 私の場合、大きいザリガニを育てるために900(mm)の規格水槽、上部濾過+外部濾過、エアストーン追加、約300×300(mm)ほどを脱皮エリアにしていました。

残りのエリアで隠れるための流木やパイプを水面近くまで積み上げていました。

 

個体:約100(mm)以上

水槽:900×450×450(mm)規格水槽

脱皮エリア:約300×300(mm)以上

 

以下の記事ではそれを実施する前の写真を掲載しています。

一見広そうに見えますが、脱皮するエリアが確保されていないことが分かります。

もちろん自然化では以下の記事のような広さでも脱皮が行われますが、だからこそ自然化でも脱皮に失敗して絶命している個体を見かけることは珍しくありません。

 

mynature365day.hatenablog.com

 

工夫は自由

 水流から身を守るとともに、共食いが起きにくいようにレンガを衝立のように用いて隠れられるようにすると、ザリガニもそういうところで脱皮してくれます。

自然化のザリガニも脱皮するときだけは脱皮に適した場所を探します。

 脱皮する兆候を発見して水槽自体をお引越ししたり、水槽内に虫かごを入れたり、飼育者によって方法は千差万別です。

ザリガニの気持ちになって考え、自分にできることをしてやることが飼育でするべきことです。