ゴキブリの夜襲、第3弾。飼育記念編
私は深夜、寝室に出現したゴキブリとの遭遇を去年第2弾までお送りしました。
えぇ。また、なんですよ。
しかしちょっと今回は特別なんですよ。
というのも、今回は殺してません。
生け捕っちゃった……。
クロゴキブリの幼虫です。
温度によって育ち10齢や7齢など、成虫になるまでの段階に違いがあるのですが、具合から見て第3~4齢幼虫くらいです。
家はクロゴキブリ以外出たことがありません。
家や物置で見つかる卵鞘(らんしょう。卵が入ってる固めの袋)もクロゴキブリのものしか確認していません。
なのでクロゴキブリで確定でしょう。
ところで、どうしてこういうことになったのでしょうか?
2016年5月31日
「何か生物を飼いたいなぁ」
そう思いながら寝たのですが最近不眠症でして、睡眠薬がなければ1時間半で起きてしまうんです。
そのせいで深夜2時頃に目が覚めてしまい、フロアライトを点けました。
すると枕元に置いてある本から、ギジャギジャギジャ…。
と音がします。
はい、奴でした。
今回はゴキジェットプロがありましたのでそれを吹きかけました。
合計噴霧時間は3秒くらい。
幼虫だったのですぐに裏返りました。
足をジタバタするアレです。
「ペットボトルあるし、そんなに吹きかけてないし、イケるんじゃね?」
そう思い回収した次第です。
どうせ寝れないからゴキブリが殺虫剤を少量吹きかけられた場合、どうなるのかを経過観察することにしました。
経過観察
時刻 と 経過内容
2:20 ペットボトルに捕獲。その際右足後脚が分離。
2:34 10秒
裏返りを何度か直すが、10秒ほどしか持たない。
以下どれだけ通常状態を維持し続けるかの時間を秒単位で記す。
2:36 20秒
2:37 10秒
2:48 16秒
3:00 72秒
じっとしている時間が長かった。
3:48 78秒。
足の掃除をしているのを確認。
歩行の困難さが解消されたように見える。
まだ移動に応じてペットボトルを回転させないと転倒する。
4:05 123秒。
壁にしても足で踏ん張るようになった。
足もよく広がる。触覚もV字になり、従来通りの使い方ができていると思われる。
もう一度直してやると3分ほど壁にいる状態を維持した。
ペットボトル内部が滑りやすいのか、力がまだ回復していないのかはわからないが、裏返った状態でも足を掃除し、触角を方々へと動かしている。
このことからパニック状態は完全に脱したと判断した。
これ以降、通常状態を維持する時間カウントを取り止める。
4:24
頻繁に足を掃除する。
5分間見ても掃除だけ。
不自然さはなくなってきたが、後脚だけはまだ不自然さが残る。
4:50
逆さにすると落下したが、すぐに態勢を整えた(裏返りの状態がなかった)
薬品の効果の抜けが顕著に確認できた瞬間である。
後脚も自然に使えている。
5:00~5:45
じっとしている。夜明けを感じたか?(日の出時刻4:40)
17:40
超元気。気持ち悪い運動能力ここに健在。
ペットボトル内を自由に歩き回る。
以上の観察結果から、「死体の処理は明日でいいか」は非常に危険であることが確認されました。
ゴキブリを殺す確実な方法は、
- ゴキジェットプロなどを噴霧して仰向けにさせる。
- 石鹸を混ぜた水をかける。
ゴキブリは腹部に気孔があって、そこから呼吸しています。
そこに石鹸のような膜が張ると窒息死します。
潰すのもアリですが、後片付けがね。
脱皮したらまたアップしようと思います。